by goose
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少し離れた空港に9時半に到着する関東の仲間達と時間を合わせて、僕は荷物満載で重くなった車に乗り込み明け方に家をでた。
遠回りして太平洋側からわざわざ向かったのは、朝のこの景色が見たかったからだ。 どちらにしても仲間達との釣行前夜は眠れないというのは、未だに子供の時から変わらないのだから、寝不足で早く家を出るということは何の問題もない。 ようやく、行ってみたかった川に気心知れた仲間と行くことができた。 納得な魚体のデッカイ鱒が居ることは紛れもない事実だったので、狙う魚を求めて毎日20キロほど人力で移動を繰り返し、三人で全力で釣りをした。 初日に、川に入ってから直ぐに友人kさんが掛けた50に届かないが、厳つい顔をした鱒。 北関東在住ながら、今では本州でほとんど釣りをしなくなってしまい、年間5回ほどやって来る親友。 相変わらず奇想天外な発想で鱒を狙い、来るたびにどんどん鱒を釣るようになっていく様は、見ていてほんと面白い。 そして友人nさんは、僕のレベルでは手がつけられない複雑な流れも見事に攻略して、どんどん魚を掛けていく。 しかし僕らは、北海道ではこれ以上はないというような暑さにヘロへロになりながらも、狙う満足の魚体をした50アップは見つけることすら出来ずに、二日目を終えた。 疲れ果てては山を下りるも、街の焼き鳥やでは極上な旨い物と僕は酒で、また明日の英気を養うことが出来た。 その店の、あまりの旨さに毎晩通った。 3日目は少し気分を替えて、楽な道を選んだ(笑) 釣りの神様は、北海道民になった僕に少し優しくしてくれたようだ。 ようやくでた、53。 いきなり僕の前方で、やる気満々で狂ったようにライズを繰り返すグッドサイズが現れたのだから、運のみで釣った魚だ。 最終日は、まだ見ていない区間をやらなければ後悔が残るということで、本命区間と二手に分かれて川に入り攻めた。 木の枝を竿にして、カジカ釣りもした(笑) まだ臭うヒグマの糞に喜び、自分撮影している僕です。 結果、狙った区間で僕らのデカ虹鱒を追う今回の釣り旅は、惨敗で終了となった。 惨敗といったって50までは相当釣ってるし、マックスサイズのオショロコマにだって沢山遊んでもらった。初めて行った釣り場でこれ以上望む方が欲を描きすぎなのだろう。 本当は、こんな気持ちよくロッドが振れる川で、大きな鱒を狙うことが出来る幸せを味わえただけで、十分満足なのだ。 もう少し季節が進んだら、また行ってみよう。 釣り場でお会いしたMさん、申し訳なかったです。 思いっきり転んでたのが、僕です。あまりの痛さにマトモな会話できませんでした(笑)。 そして、釣行前からアドバイスいただいていたSさん、ほんと有り難うございました。 おかげ様で楽しむことが出来ました。 次回は是非とも、お会いしましょう。 そして仲間達、また馬鹿な釣り旅企画しましょう。 有り難うございました。
by goosesato
| 2012-08-31 22:55
| フライフィッシング
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