by goose
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オパラリバー到着翌朝、メンバー総勢12名が3名1組になって4艇のボートでそれぞれ繰り出した。
僕の頭の中は、マウスフライに襲い掛かる巨大ミキージャのみ!! ニジマスの現地での呼び名はミキージャ。 ロッジからジェットボートで川を上ること20分程で最初の大場所に下ろされた。シングル8番にフルフローティングライン、結んだのはもちろんマウス(笑) 一投目から反応があり、着水と同時に水面が盛り上がるも、のらない。そのままナチュラルに流しきりドラグを掛けてゆっくりとスイングさせ始めると再びでる、スイング終えてフラッタリングさせると水面の動きからフライのすぐ下に魚がいることがわかる。しかし、のらないのだ。 ミキージャならば小さな尺クラスだったとしても、巨大マウスフライをバックり咥えるだろうに。 フライをサイズダウン、マダムxに結び替え正体を探る事にした。 着水と同時に出てすんなりと、のった。 現地名 ガリエツ。オショロコマの降海型ドリーバーデンだ。 写真のこの魚は50半切るくらいだろうか。 アベレーシは40チョイだったかな、ガリエツの写真はコレ1匹しか撮らなかったのだ、最終日の1枚。 今になってこうして見ると綺麗だな~と思える。 今になって.........。 と言うのも、今回の釣りは実はこのガリエツに結局悩まされっぱなしになってしまった。 何匹かマダムxでガリエツを釣り上げているうちに、日の加減で水の中が見えるようになってきたので少し高い所から魚を眺める事にした。いたるところに魚影が確認できる、そのほとんどがガリエツでたまにガルブーシャが群れで遡上してくる。ガルブーシャとは現地名でカラフトマスのこと。シロザケもたまに見える。 カラフトの写真も、この最初に釣った1匹のみしか撮らなかった(笑) ある程度ガリエツも釣ったので本命を狙おうと再びマウスフライに結び直し、攻め続ける。ガリエツはなんぼでも反応してくるがなかなかフッキングしないので邪魔されないのだ、マウスフライでガリエツを避ける。贅沢な話なのだが、そうしなければガリエツが永遠と釣れ続けてしまうのだ。 そして、最初にマウスフライを咥えてくれたミキージャ。 小さいけど僕的には大きな一匹。 はじめてニジマスの原種を見たのだから。 その後同じメソッドで40台を追加。 この頬の色合いもコレが本当のニジマスの色なんだ、と勝手に解釈してみた(笑) 初日僕らはボートで昇れる限界上流部まで攻めてみたが、どこもミキージャは決して沢山いる雰囲気ではなかった。今日一番のミキージャを岸辺のないバイカモ地帯で掛けたのだが、ガイドがいるからネットを持っていかなかった僕は逃す事になった。初日のガイドは一切やる気がなく、遠くから叫んでいる僕に気がついていても無視を決め込んだ、それを見かねた仲間が遠くからネットを持ってやってきてくれたのだが、足元に寄せたミキージャを5分以上強い流れの中でいなすことが出来なかった、残念。とは言っても50前半だよ(笑) 夜は皆でウォッカを飲みながら作戦会議(笑) 結局初日ミキージャを手にした僅かな人は、僕を含めてマウスフライを投げ続けた事が一致していた。でも、やはり60越えには皆大きく届いていなかった。 ガリエツをひとりで100匹以上釣った方も居たよ(笑) 二日目以降は、もうありとあらゆる方法でミキージャを狙った。 僕はサイトのちょんちょんから高番手のダブルスイングまで、何でもやるので人の倍近くのタックルを持ち込んでいたから。 いかにガリエツにフライを咥えられないようにしてミキージャを狙うか、ガイドに通訳とおして一番お願いしたのは 「ガリエツに邪魔されないポイントに釣れて行ってくれ!!」だった。ガイド曰く 「2週間前にはガリエツすら一切つれなかったんだから贅沢な話だ」との事。ガリエツもフレッシュランだったんだよね(笑) 結局、自分の釣りの全てを出し切った結果、最大のミキージャがこれ。 掛けてからネットインまで、今でも鮮明に思い出す。 カムチャッカに渡る前は、70クラスのミキージャがマウスに襲い掛かる妄想にとらわれていたのだけれど、真剣に全力で4日間釣りして、なぜか不思議とこの50で十分満足だった。 原種の虹鱒はそんなに大型化しないんじゃないか?三倍体やドナルドソン、スチールヘッドじゃないんだから。50で十分なんじゃないのか?なんて途中で迷いが出たりもしたのだけれど..........。 同行のYさんが掛けたこいつで一気に迷いは吹っ飛んだんだよ。 ランディング時に僕は駆けつけたのだけれど、見た瞬間足がガクガク震えたよ(笑) 世界でも僅かな地域にしかいないであろう純血のニジマスでも、ここまでほんとに成長するんだと、実際に自分の目で見れた。 サーモン狙ってたら食ってきたとヒントももらったので、その後は燃え上がったよ。 やっぱりそうかと、バイカモ茂る上流部は規模さえ違えど、ウチの近所のスプリングクリークそっくり、やはりそういう事かと(笑) カムチャッカ オパラリバー に純血の大きなニジマスは居たよ。 熊の話などなど後ほどゆっくり書きますね~。
by goosesato
| 2014-08-19 16:24
| フライフィッシング
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